クレカ払いあるある、それは使い過ぎの入り口です

クレジットカード決済は便利ですが、だからこそ注意する必要もあります。思いがけず使いすぎてしまうこともあります。そんなポイントを3つお伝えしますので、心当たりのある方は気を付けた方が良いですよ。しかも、日常的に複数のカードを使用している場合は、しっかり管理する必要があります。

便利なクレジットカード決済でやってしまいがちな「ダメなこと3つ」

ダメなポイントを解説していきます。今はやってなくても、やってしまいそうなポイントです。あなたは大丈夫ですか?一緒に見ていきましょう。昔の私は心当たりあります、明細を見ていませんでした・・・

①請求額を知らない・明細をみていない

ある程度収入があると、引き落としが出来てしまいます。そして、なんとなく生活もできています。一見問題なさそうですが、ちょっと待ってください。請求額を把握してないことは怖くありませんか?計画性がないのと同じことです。先取りの貯蓄や投資が出来ているなら大きな問題はありませんが、それも出来ていなくて請求額を把握できてないとしたらマズいです。

さすがに請求額は把握してるよというあなた、明細書の確認はしているでしょうか?明細書をしっかり見ていないという方は、ぜひ確認してださい。明細書をみて何を購入したのか思い出せますか?何を購入したのか思い出せないとしたら、必要な買い物ではない可能性があります。買い物するときは、本当に必要かどうか考えることも大事です。なんでも節約する窮屈な生活はしたくありませんが、ムダな買い物もしたくありません。

②赤字になる月がある

これは要注意です。カードの請求額より口座に残高があれば引き落としできます。まさかと思いますが、収入より大きい支払いになっていませんよね?たまに支払いが大きいときがあるけど、ボーナスで補填しているから年間通して考えれば大丈夫、とか言わないでください。

今月はあれがあったから請求額が大きくなっている、と把握できていれば、突発的なこととしてOKの範囲内だと思います。ただし、これといった理由がなく請求額が大きいのは問題です。その場合は、すぐに明細を確認し、対応する必要があります。

今月はたまたま赤字になったというレベルなら、すぐに改善できそうですが、赤字の状況が毎月続くようだと危険なゾーンです。赤字の補填の当てにしている夏と冬の年2回のボーナスが必ずあるとも限りません。すぐにでも家計改善に着手しましょう。

まずは、毎月の支払いの把握です。何にいくら使っているのか、それは必要なものか、そのサブスクは本当に必要かを確認しましょう。案外簡単に改善できるかもしれません。

③リボ払いをしている

リボ払いは、毎月の支払額を一定にすることです。そして金利を含めて支払っていきます。うまく管理ができていれば便利かもしれませんが、買い物をし続けると支払額が一定なので支払いが追い付かず、購入残高がどんどん増えていきます。残高によってリボ払いの支払額が段階的に上がっていく場合もあります。

似たようなもので「分割払い」がありますが、これは、ひとつづつ支払い回数を決めて分割払いにすることです。3回払い、12回払いなどと回数を決めて支払います。分割払いも手数料がかかります。リボ払いとは違います。

一方、「リボ払い」は毎月の支払額を10,000円などと決めるものです。先月の7万円の買い物、今月の5万円の買い物というように支払い残高が増えていっても支払額は毎月10,000円。買い物をするほど支払期間がどんどん伸びていくし、その分の手数料がかさみます。この手数料はクレジット会社によって違いますが、年間10~15%が多いようです。手数料が高いですよね。キャッシングの金利とあまり変わりません。リボ払いの便利さと引き換えにするには手数料が高すぎて割に合いません。

リボ払いをすでに利用している人は追加利用はやめましょう。今のリボ払いを払いきるまで追加利用しないと決めましょう。基本的に一括払いにすると決めて、一括払いできない買い物は一旦保留するなどブレーキをかけます。

まとめ

支出には、「消費」「浪費」「投資」があります。クレジットカードで支払ったそれは、消費ですか?浪費ですか?投資ですか?

購入を決めた時点では、浪費とは思っていませんが、結局浪費になってしまったということもあります。

何年か前に購入した「腹筋するアレ」自己投資と思って購入しましたが、今となっては浪費です・・・浪費にしないためにも今日から使うしかない!と「腹筋するアレ」を横目に見つつ毎日過ごしております。

それはさておき、クレジットカード払いは便利ですし、カード1枚でさっと決済できるのもスマートです。でも、使い過ぎには注意です。3つのダメポイントに当てはまらないよう注意していきましょう。もし、3つのポイントすべて心当たりがある方も大丈夫です。改善するお手伝いもできますので、ご安心ください。

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