「ラテマネー」が家計改善のポイントになるかも!?

ついこの間、銀行で下ろした10,000円が、もう2,000円しかない・・・・

これといった買い物をしてないのに、なぜかお金がなくなってる・・・・・

このようなことはありませんか?

最近だと、チャージしたのに残高が無い・・・ とか、自動でチャージしてるから思ってる以上に使ってしまっている、ということもあるかもしれませんね。

「ラテマネー」

この言葉は、アメリカの著名な資産アドバイザーのデヴィット・バッグ氏が著作の中で使った言葉です。

日常的になんとなく購入しているカフェラテの代金ということです。アメリカのドラマを観ているとコーヒーショップでコーヒーを買うシーンが多いのに気が付きます。出勤するときにコーヒーを持っていますし、上司のコーヒーの好みも知っています。あとは、よくドーナツを買っていますね(笑)

カフェラテ、コーヒー、ドーナツに限らず意識せずに使っている小さな支払いのことで、このラテマネーが多くあるとなかなかお金が貯まらないということになります。

私も心当たり・・・めちゃくちゃあります。

そんな「ラテマネー」ですが、具体的に見ていきましょう。心当たりのある人は生活を見直した方が良いかもしれませんね。私も含めて。

あなたのラテマネー度をチェックしましょう

ラテマネーといわれるものは、たくさんあります。ここでは10個挙げておきますが、まだまだあります。私の反省を込めてリストにしました。あなたはいかがでしょうか

  1. 100均に行って、あると便利かも~という買い物をする
  2. コンビニに週に何度も立ち寄る
  3. スマホのアプリで課金する
  4. セールがあるとそんなに必要なくても安いから買う
  5. コーヒーはコーヒーショップで買う
  6. 自販機で飲み物を購入することが多い
  7. ついでにスイーツを買う、注文する
  8. 雑誌を買うことが多い
  9. やたら文房具がある(買う)
  10. あまり使わないサブスク契約がある

いかがでしょう、いくつあてはまりますか?

私は卒業した項目もありますが、すべて経験しています。生活パターンや趣味嗜好は人それぞれ異なりますので、あなたのラテマネーもあると思います。

缶ビール、タバコ、ビニール傘・・・他にもいろいろとありますよね。

あなたのラテマネーリストができたら、次はどうするとよいでしょうか。

自分のラテマネーの支出を確認する

例えば、毎朝の出勤でコンビニのコーヒーを購入する人は、毎月2000円~3000円、年間30,000円程度の支出となります。

スマホのアプリでどれくらい課金してるかな、有料のスタンプはどれだけ使ってるかな、とリストを見ながら考えていくと、これは必要ないと気づくものもあると思います。

ただ、毎朝のコンビニコーヒーが仕事のスイッチを入れるために重要だということなら、やめてはいけませんね。その場合は買うべきだし、むしろ2杯飲んだ方が良いかもしれません(笑)

ここで大切なのは、何となく使っているお金を洗い出すことです。そして、無駄遣いだと感じることは改善していくことです。

ラテマネーは家計改善につながるか

ラテマネーの話をすると、節約の話になりますし、SDGsにつながる話になります。

マイボトルを持ち歩く、コンビニ弁当を減らして自炊する、ダイエットも兼ねてスイーツを減らす(やめるとは言えない(笑))

これで、どれくらいの家計改善効果があるのかを検証する必要があります。サブスク契約も含めて家計改善をすることで毎月10,000円の余剰金が生まれるとしたら効果は絶大です。

その10,000円は「お小遣いが増えた!」ではなく「資産運用に回すぞ!」にしてほしい。

もし、そこまでの効果が無いのに無理に節約をしようとすると、思いのほかストレスになるかもしれませんので注意が必要です。

ラテマネーより固定費

家計改善とうい観点で話をすると、ラテマネー見直しより、先にすることがあります。

それは、「固定費」の見直しです。

見直しをしやすいのは、スマホの契約が大手キャリアでしたら格安SIMに変更する。また、生命保険を見直して保険料を引き下げるようにする。この二つは契約をすればすぐに効果が現れるので、まずはやってみる手法です。

ラテマネーの見直し、こまめに電気を消す節電、節約メニューで食費を削減、ご主人のお小遣いの減額など、できることはいくつもありますが、多少なりとも生活が変わることばかりです。

固定費の見直しは、生活はそのままで家計改善ができるのでストレスもありません。

それでもラテマネーを気にする必要性

この機会に、銀行口座を記帳して毎年、毎月の引き落としになっている項目を確認する、クレジットカードの支払明細書で支払先を確認する、そして使用してないのに支払いが続く会費やサブスクなどを洗い出してみましょう。

財布の現金が知らないうちに無くなる、電子マネーの残高が知らないうちに無くなることがある場合は、毎回レシートを保管することをお勧めします。そして、一か月経過したところでレシートを確認します。レシートを仕分けしながら、これは買わなくても良かったなと思う金額を合計して、翌月はその分を差し引いた金額で過ごします。それでストレスなく生活できたら、余剰金が生まれることになります。へそくりと言ってもいいかもしれません・・・

ラテマネーは、ひとつづつは小さな金額ですが、集まると意外と大きな金額になる可能性を秘めています。

まとめ

いかがでしたでしょうか

ラテマネー、私もちゃんと確認したいと思います。

つい先日もあまり使用していないクレジットカードの年会費の請求書が届いて、そのカードを解約しました。他にもいろいろありそうです。

年末年始のお休みで、お時間が取れるようでしたら、家計と向き合ってみるのもいいかもしれません。新しいお正月の形ですね。

家計の年間決算をするのも楽しいかもしれません。今年は〇〇万円貯蓄が増えた、資産運用で〇〇万円利益が出た、〇〇万円の赤字だった・・・など。思い付きで書きましたが、このような会話ができる家庭は円満なんだろうと思います。

ラテマネーリストを作成して、確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

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