個人事業主の103万円の壁は?あるのか、ないのか、どっちなんだい

この記事はだいたい 2 分前後で読めます。

 「103万円の壁を取り払って、手取りを増やす」と国民民主党が政策のひとつとして訴えて、10月に行われた衆議院議員選挙期間中から話題になっている年収の壁問題。社会保険の壁が他に存在することは承知の上での話ですが、一つ目の壁として103万円の壁はぜひとも突破してほしいと思います。

 そこで、ふと思いました。私(個人事業は103万円の壁はあるのか?と

 マスコミが報道している103万円の壁は会社員、公務員など給与所得がある人の話です。学生アルバイト、パート勤務の人も含みます。とにかく、給与所得のある人。

個人事業主の103万円の壁を解説していきます。

103万円の壁とは?

 人生において、多くの壁が存在します。仕事や人間関係の壁は横に置いて、税金、社会保険の壁に限定して話をしていきます。以前、このようなブログを書いていました。

人生は壁だらけ! 収入と社会保険の壁をファイナンシャルプランナーが解説します

2年前のものですが、概要を見てもらうには良いかなと思います。読み返すと、淡々としていて、素っ気ない(笑)

給与所得者の話です

 この103万円の壁は、給与所得者についての壁です。

※国税庁ホームページより抜粋

 給与所得が162万5千円までの人は、まずは55万円を差し引いて所得税を減税します、ということです。そして、所得のある人は、48万円の基礎控除(とりあえず差し引く金額)があります。差し引く金額を合計すると55万円+48万円=103万円となり、103万円以下は差し引き「ゼロ」ということで非課税となります。

個人事業主は?

 個人事業主は給与所得ではありません、事業所得です。

103万円の壁の影響は?

 年収が103万円を超えて104万円になったら所得税はどうなるか?(ここでいう年収は1月~12月の給与所得です)

104万円に課税されるのではなく、103万円は差し引くので1万円に課税されます。所得税率5%で500円です。手取りは103万9500円となります。※ただし、住民税は別途課税されます。

 じゃあ、そんなに騒ぐことでもないのでは?となります。しかも、学生アルバイトは「勤労学生控除」が27万円ありますから、実際は130万円(103万円+27万円)まで非課税です。

 どこに影響があるかというと、親の扶養控除です。

Wrote this article この記事を書いた人

福田 智司

▶独立系ファイナンシャルプランナーとして、相談業務、セミナー講師などで活動しています。 ▶FBCラジオ ラジタス 第一木曜日 10:50~ 「FPふくちゃんのお金に関するエトセトラ」レギュラー出演中 福井で唯一?のラジオFPです ▶FPでIFAというポジションを活かした相談が得意 節約だけが家計見直しじゃない!を念頭に置いた相談を心掛けています。 ▶法人向けに企業型確定拠出年金の導入サポートを推進しております

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