あなたはどっち?老後のお金が不安な人と不安じゃない人の、たった一つの違いとは

この記事はだいたい 4 分前後で読めます。

老後のお金のこと、「なんとなく不安」という感覚じゃないですか?

「2,000万円必要」ってニュースで見たことあるけど、自分はどうなんだろうか。 毎月少しは貯めてるけど、これで足りるのかな。 考えようとすると、なんだかモヤモヤして、結局後回しにしてしまう。

そんな方、多いと思います。

じつは私のところに相談に来てくださる方も、最初はそんな感じの方がほとんどです。

「なんとなく不安」だけど、「何が不安なのかよくわからない」。

それ、すごくよくわかります。

でも、相談を重ねていくうちに気づいたことがあります。 老後のお金に不安を感じる人と、あまり感じない人がいますが、その違いはたった一つなんです

お金の多さじゃありません。収入の高さでもありません。

では、その違いとはなんでしょうか

その違いとは「見えているかどうか」

老後のお金に不安を感じる人と、あまり感じない人、それぞれいると思います。

その違いは、ひとことで言うと「自分の老後が見えているかどうか」です。

お金をたくさん持っているかどうか、ではありません。 収入が高いかどうか、でもありません。

「自分は老後にいくら必要で、今どのくらい準備できていて、あとどのくらい足りないのか」
それがざっくりでも見えている人は、意外と穏やかです。

逆に、漠然と「なんか足りない気がする」「2,000万円なんて無理そう」と感じながらも、具体的な数字を見たことがない人は、ずっと霧の中にいるような感覚が続きます。

不安の正体は、「わからないこと」「見えていないこと」なんです。

不安な人のリアル

「老後2,000万円問題」という言葉、一度は聞いたことがあると思います。呪いの言葉のようになっているような気がします。

でも、「2,000万円必要らしい」で止まっている方、多くないですか?

それ、仕方ないんです。その数字はあなた自身で計算したものではないから、どうもそうらしいで止まるんですね。

家族構成も、住んでいる場所も、もらえる年金の額も、人によって全然違います。「平均的な夫婦の話」を聞いても、自分に当てはまるかどうかわからない。だから考えるのをやめてしまう。

毎月の貯蓄も、老後のために「なんとなく積み立てている」という方が多いです。

  • いくら積み立てているか
  • それが老後にいくらになるか
  • 退職金はいくらあるのか
  • それで足りるのかどうか

そこまで繋げて考えてる人は少数派なんだろうと思います。
でも、それは、悪いことではありませんし、よくあることです。

ただ、自分専用の地図がないだけなんです。

不安じゃない人のリアル

では、老後のお金にあまり不安を感じていない人は、どんな人でしょう?
お金持ちでしょうか?

じつは、そうとも限りません。

私が相談を通じて感じるのは、不安が少ない方というのは「完璧な準備ができている人」ではなく「自分の老後が見えている人」だということです。

「年金はこのくらいもらえそう」
「毎月これくらい積み立てていけば、なんとかなりそう」
「退職金はこの程度はあるようだ」
「足りない分はこうしようと思っている」

細かい数字まで把握していなくても、大まかな地図を持っている。
それだけで、気持ちはかなり変わります。

不安がゼロなわけじゃない。でも、見えているから怖くない。
そういう状態です。

見えた不安は「課題」になる

「ちゃんと計算したら、逆に不安になりました」
相談の中で、こういう声をいただくことがあります。

わかります
でも、私は、それを聞いてむしろ安心します。
なぜなら、見えた不安は「課題」になるからです。

霧の中にいるときの不安は、どこへ向かえばいいかわからない状態です。
でも「あと〇〇万円、〇年で準備する必要がある」と見えたとしたら、具体的に考えることができます。
積み立てを増やす、支出を見直す、投資を検討するといった、選択肢が生まれます。
退職後に開業するという考えも出てくるかもしれません。

不安が消えるのは、お金が増えたときじゃなくて、自分の地図ができたときだと思います。

また、老後資金が心配でと相談に来られて、よくよくお話をお伺いすると、
心配してるので、あれこれ準備してることが分かり、
退職金も会社で確認してもらうと、ご本人が思ってるより準備ができてるということもあります
住宅ローンも終わることもあり、あんなに心配、不安だったのが、なんだったんでしょうかという状況に。

いずれにしても、見えてくると不安は消えるということなんです。

まとめ

老後のお金が不安な人と不安じゃない人の、たった一つの違いとは

それは、自分の老後が「見えているかどうか」でした。

完璧じゃなくていいと思います。ざっくりでいいんです。
「なんとなく不安」を「これくらい必要」に変えるだけで、気持ちはずいぶんラクになります。
まず自分の現在地を知ること。そこから、自分に合った選択が見えてきます。

もし「自分の場合はどうなんだろう?」と気になった方は、一度一緒に考えてみませんか。
霧の中よりも、地図を持って歩いた方が、ずっと安心ですよ。

Wrote this article この記事を書いた人

福田 智司

▶独立系ファイナンシャルプランナーとして、相談業務、セミナー講師などで活動しています。 ▶FBCラジオ ラジタス 第一木曜日 10:50~ 「FPふくちゃんのお金に関するエトセトラ」レギュラー出演中 福井で唯一?のラジオFPです ▶FPでIFAというポジションを活かした相談が得意 節約だけが家計見直しじゃない!を念頭に置いた相談を心掛けています。 ▶法人向けに企業型確定拠出年金の導入サポートを推進しております

TOPへ
モバイルバージョンを終了